【ＭＬＢ】外野手グラブ持参の大谷翔平に守備起用はあるのか…ロバーツ監督「そんなことは起こらない」

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東スポWEB
練習メニューを確認する大谷翔平

　ドジャース・大谷翔平（29）の野手起用はあるのか。27日（日本時間28日）のオープン戦を鮮烈な移籍1号2ランで飾った大谷だが、この日はクラブハウスにファーストミットと外野手用のグラブが届き、感触を確かめた。右ヒジ手術明けの今季はDHとして打者に専念すると見られ、キャッチボールも再開していない。それでも大谷は守備につくことを視野に入れ「そういうこともあるかもね、という。みんなに言えることですけど、そうなってからでは遅いので。事前の準備が大事かな、と思います」と話している。

　しかし、今は現実的ではなさそうだ。ロバーツ監督はそんな姿勢に「チームに貢献しようする素晴らしい心掛けだ」と目を細めながらも「そんなことは起こらないと思う」とキッパリ。米メディア「LAタイムス」によると、大谷は守備の準備を申し出たが、球団にその構想はないとし「外野手用のグラブを持っていてもすぐにフィールドに立つことは期待できない。彼がすぐに外野に駆け出す姿を期待してはいけない。特に今春、投げる能力を制限し、リハビリを続けている間は特にそうである」と報じている。シーズン終盤に訪れるかもしれない「有事」に備え、準備に抜かりなしということか。

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