11月28日に東京・Spotify O-EASTでおこなわれた「HEATH お別れ会-献花式　HEATH Farewell ＆ Flower Offering Ceremony」には、HEATHさん（10月29日逝去、享年55）を見送るため、約1万人のファンが集まった。

X JAPANのメンバーやバンド仲間の供花が設置され、夜は関係者による献花もおこなわれた。

「『GLAY』『LUNA SEAメンバー一同』に挟まれる形で、中央には、『YOSHIKI』『SUGIZO』『X JAPAN PATA』と芳名名札のある供花が飾られていましたが、残念ながらToshlさんのお花はありませんでした。

一般客の参列が終わったあとの午後10時45分過ぎから、X JAPANのメンバーであるYOSHIKI、PATA、SUGIZOのほか、約100人のバンド仲間が集結したのですが、ここにも、Toshlさんの姿はありませんでした」（音楽関係者）

SNSでは、“欠席” に戸惑うファンの声が投稿されている。

《今、X JAPANのHEATHさんのお別れ会/献花式会場に居るんだけど、YOSHIKIやLUNA SEAやGLAYから花来てるのに、ToshI（龍玄とし）からの花だけ幾ら探してもなかったよ…！》

《HEATHのお別れ会でTOSHIの献花ないっぽい…？　当人達しか分からない事情はとてもとても根が深そう…》

《HEATHのお別れ会にはTOSHIはこなかったのね。これで確定したわ、X JAPANの再始動はない、残念だけど。》

12月7日発売の「女性セブン」では、Toshlが供花をせず、会場に足を運ばなかったのは、本人に知らされていなかったからであると報じている。

Toshlの事務所は「それら（注・HEATHさんの献花式、その後の集まり）に関する一切の連絡はありませんでした」と答え、発起人であるYOSHIKIの事務所は「（Toshlに詳細が伝わっていないというのは）事実ではありません」と回答している。

だが、HEATHさんの事務所「heath project」のスタッフが話す真相はこうだ。

「Toshlさんの事務所スタッフにメールでご連絡いたしましたが、お返事をいただけませんでした。ただ、そのことについては否定的にも残念にも思っておりません。深い悲しみのときに一人で過ごしたいなど、それぞれの追悼の仕方があると理解しております。

Toshlさんは、配信動画などでHEATHの曲を歌って追悼してくださっています。それはToshlさんにしかできない悼み方だったと思います」

報道でファンが混乱していることにも、心を痛めている。

「HEATHを愛してくださった皆様に感謝をお伝えしたかったのに、今回のような報道は残念です。ファンの方々には式に来られなかった人もいるでしょうが、会場に来るか来ないかが重要ではなく、それぞれの方法で追悼してくだされば、それはHEATHに届いています」（同前）

では、Toshl側はなぜ “呼ばれなかった” と嘘をついたのか。

「発起人の『YOSHIKIが直接連絡をくれなかった。ひどい人だ！　行かなかったToshlが悪いわけじゃないんだ』とファンに訴えたいだけなのでしょう」（前出・関係者）

一部のX JAPANのファンは、気づいている。

《誰かがYOSHIKIとToshlを仲違いさせようとしてる気がしてならない　Toshlの身近にいる誰かが余計なことを吹き込んだり、重要な連絡を伝えなかったりしてるのでは？　勝手な憶測で申し訳ないけど、そんな風に感じるよ。ってか、HEATHのお別れ会に余計な波紋を呼ばないで　純粋に悲しませてほしい》

誰よりもX JAPANの活動を望んでいたHEATHさん。その願いがかなう日は――。

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