「セクシー田中さん」漫画家・芦原妃名子さん周囲に「ドラマ化を今からでもやめたい」 遺書に失踪理由
「セクシー田中さん」のドラマ化に当たって芦原さんに「相当な心労があった」と大手出版社の関係者は指摘する。芦原さんは26日、SNSとブログに公表した長文のコメントで「必ず漫画に忠実に」などとするドラマ化の条件がほごにされたと主張。 1~7話まで大きく改変された脚本を受け取るたびに加筆、修正を繰り返し「ドラマ化を今からでもやめたいぐらい」と訴えていたという。この関係者は当時の芦原さんについて「疲れているようでした」と振り返った。 ドラマオリジナルの物語となった8~10話でも変わらず、特に9話と最終回の10話は、漫画の連載の締め切りと重なる中、経験のない脚本の執筆に臨んだ。 漫画家のアシスタント経験がある出版関係者は「本業の連載締め切りに追われる中で脚本にまで没頭しなければならず、心身共に負担は大きかったはず。彼女が自分からやったこととはいえ、そうしなければならない状況に追い込まれたことが問題だったのではないでしょうか」と思いを巡らせた。